2017年7月31日

名女優ジャンヌ・モローの思い出

数々の名作で世界に名を轟かせていたフランスを代表する女優、ジャンヌ・モローが世を去りました。
89歳だったそうです。
85歳の年齢でも映画出演をしていた彼女は、多くの女優たちの憧れでした。

カンヌ映画祭50周年記念にジョン・ガリアーノの服で出席し、
華やぎをあたり一面に放っていました。
美容院や和食レストラン、カンヌ映画祭でお見かけしたり、イヴェントで言葉を交わさせていただいたり、何度かお目にかかる機会があり、そのたびに存在感がある典型的なフランス女性だという印象を受けました。

レストランなどでお見かけしたときには素顔で、ひとりの無名の女性として人生を楽しんでいる姿を見せ、女優として人前に出るときには、きれいなメイクと装いで華やかさと輝きを放っていた大女優。
自分の信念に従って生きている知的な女性だと惹かれたものです。

ジャンヌ・モローが主演映画で使用したバッグ。
自然体のジャンヌ・モローは、
「整形手術など絶対にしない。親からもらった顔を大切にする」
と言っていたのが今でも思い出されます。

彼女主演の映画で使用したバッグを、それを作ったアーティストから撮影後いただき、かのジャンヌ・モローが手にしたのかと感激。そのときから大切に大切に我が家に保存しています。

今では大切な宝物です。