その翌日の11月2日は「死者の日」で、本来はお墓参りをする日。
この前後合わせて2週間も学校がお休みになり、スキー場に出かける人も多いのですが、今年はちょっと雪不足のよう。
小粒の菊の花と、小粒のカボチャのディスプレイがかわいらしい。 カボチャは10月31日のハロウィンのためで、 菊の花は11月1日の諸聖人の日のため。 |
「諸聖人の日」の11月1日が祭日でお休みなので、多くの人が2日の「死者の日」の代わりに花を持参しお墓参りをし、故人を偲び、お墓のお掃除もします。お花は鉢植えの菊がほとんど。
フランスでお墓に菊の花を捧げるようになったのは19世紀。それ以前はキャンドルを捧げていたそう。
日本もお墓に菊の花を捧げる人が多いようですが、世界中で愛される菊は不老長寿のための薬草と見られているようです。
それに加えて菊の花は長持ちするし、寒さにも強い。香りがほとんどないので万人に向いている。トゲもないし、花が咲き終わった後の始末が簡単など、いろいろな理由があるのです。
スーパーにも色とりどりの菊の鉢植えがならびます。 |
そのお隣の箱の中で、カボチャがひしめき合っています。 描かれた顔が可愛すぎる。ペットにしたいくらい。 |
それでも最近はスーパーなどにカボチャが並んだり、お菓子の特選コーナーができたりしていますが、日本やアメリカに比べたら規模は小さい。
菊の鮮やかな色や寒さにも強い姿を見ると、元気が湧いてきます。
だから、11月1日は菊に出会うためのお散歩の日、と決めています。
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