「ジャポニズム 2018」で日本ム―ドが漂うパリで、日本の美とおもてなしを誇るホテル雅叙園東京が11月15日、忘れえぬイヴェントを行いました。
今年創業90周年を迎える老舗ならではの日本風おもてなしが、いかなるものかを実際に体感していただきたいというのが、このイヴェントの趣旨。
その会場に選ばれたのは、旧貴族館がもっとも多く集まっているパリ7区。近くに首相官邸、イタリア大使館、ロダン美術館などがある超一等地の建物です。18世紀に建築された当時の重厚な門が深く印象に残ります。
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料理長の包丁さばきに感嘆するフランス人たち。 |
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四季を表現する繊細なお料理は、優れたアート。
後方の組子の衝立が雅の世界へ招きます。 |
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卓越した絵画のような洗練を極めたお吸い物。
高尚感が体の隅々まで届きます。
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料理長による魚の芸術的なカット、出汁の取り方などが目のまえで繰り広げられ、改めて唯一無二の日本人の精神が込められた和食の価値が伝わります。
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木寺駐仏日本大使ご夫妻。
大使がご自分でクリエイトした組子細工。お見事。 |
会場のいたるところに組子細工の衝立があり、日本情緒が漂っています。細かくカットしたヒノキを釘を使わないで組み立てる工芸品は、日本ならでは。
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「ジャポニズム 2018」で頻繁にお会いする高田賢三さんと。
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18世紀の建物の中はコンテンポラリーなインテリア。
新旧の融合に違和感を感じないのが不思議。 |
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ピアノの演奏がアンビアンスを盛り上げます。 |
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暗くなっても去りがたく、会場の外でも談笑が続きます。 |
こうした中で味わうにぎり寿司、お吸い物も極上のお味。「和敬清心」で名を成しているホテル雅叙園東京は、他で味わえない格式ある接待をします。それをパリで体感できるのはこの上ない贅沢。しかもたった一夜だけというのですから、記憶の奥深くに残る思い出となります。
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