2019年6月29日

ギィ・サヴォワ 究極のフレンチ

ラ・トゥール・ダルジャンで朝1時までディナーを一緒に楽しんだ友人、知人たちと、今度はグルメレストラン最高峰のギィ・サヴォワでまた美味を味わう会。日本に先に戻らなくてはならない人がいて、人数はちょっと少なくなりましたが、おしゃべりが減ることはありませんでした。

17区からセーヌ河畔の造幣局に移転して、ますます評判を上げているギィ・サヴォワ。18世紀に建築された歴史を刻んだ建物には存在感があり、その中でコンテンポラリーなフレンチをいただけるのです。歴史と現代の見事な調和があるパリにふさわしいレストランの入り口で出迎え、食後も挨拶に顔を出すオーナーシェフのギィ・サヴォワ。味も心遣いも最高級。

ギィ・サヴォワへと導くゴージャスな階段。
まるで宮殿のようで気分が高揚します。

ギィ・サヴォワのスペシャル。
ブラック・トリュフとアーティチョークのスーㇷ゚。
左はトリュフバターを塗ったキノコ入りブリオッシュ。
メインのオマール海老は正統派のフレンチ美味。
今日選んだレッドワインも虜になるほどおいしい。
右に重ねてあるのは
ムッシュー・ギィ・サヴォワの友人アーティスト作のプレート。

20年ほど前から大ファンです。
ムッシュー・ギィ・サヴォワを囲んで食後の記念撮影。
モニュメントの階段近くで今日の会食者と記念に一枚。
ギィ・サヴォワが17区からルーヴル美術館真向かいに移って
早くも4年。3つ星の中でもトップ中のトップ。

2019年6月28日

ガーデンパーティーとラ・トゥール・ダルジャン

6月25日にとてもステキな日を過ごしました。
18時30からOECD日本大使公邸の恒例のガーデンパーティーに出席させていただき、20時からは日本からいらした友人たちとラ・トゥール・ダルジャンでディナー。これほど贅沢な夏の夜を過ごせて限りなく幸せ。

この時期のガーデンパーティーは本当に心地いい。芝生から舞い上げる緑の香りも豊かな葉をなびかせる木々も爽やかだし、色鮮やかな花々は可憐。サハラ砂漠の暑い空気がフランス全土をおおい、猛暑が続いていることも忘れます。何より楽しいのは知人、友人に再会してはずむおしゃべり。新たに紹介される人も多く社交の輪が広がります。しかもドリンクもお料理も種類豊富で美味しいのだから申し分ない。

OECD日本大使公邸の広々とした庭園のあちらこちらに
楽し気な話の輪ができます。

北里梨沙さん(左)と2か月ぶりにお会いして会話が途切れません。
友人ご夫妻を紹介してくださり、すぐに打ち解けて会話にさらなる花が。

庭園の随所でビュッフェを楽しめるのが魅力。
お寿司が一番の人気。

              ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


ラ・トゥール・ダルジャンは久しぶりで、しかも古くからお付き合いがある親しい友人と、日本から彼女と共にパリにいらしたお知り合いとご一緒。お食事前に建物の最上階のテラスに特別にご案内下してさりびっくり。初めての経験です。食後には32万本のワインが眠るカーヴを見学。お料理がさらに洗練された印象を受けました。

お食事前に特別にテラスにご案内いただき感激。初めての経験。

夕日の中のパリ市の美しさを堪能。テラスで目にした忘れがたい光景。

初夏の庭園のようでこのまま保存しておきたいくらい。
ラ・トゥール・ダルジャンのマグナムボトル・シャンパーニュで乾杯。

ワインリストというかワインブックの厚さは驚異的。
さすが世界中からグルメが集まるレストラン。
レッドワインのチョイスをまかされたけれど、
これほどの種類の中から選ぶのは一晩かかる。
ベテランソムリエに頼んでアドヴァイスしていただき、
選んだのがこのワイン。
ホワイト・アスパラガスのお味がとてもノーブル。
フォアグラのこってりしたお味も忘れがたい。
カモ料理はマスト。レッドワインと相まって味わう美味はトップ。

食べやすい大きさのデザート。
シルバーの飾りはラ・トゥール・ダルジャンならでは。

カーヴで見せていただいた1788年の最古のボトル(右)。
世界に誇るフランスの財産です。

2019年6月26日

パリの犬たち 202

あつい、アツイ、モウレツに暑いワン

いつもの通りにあの子と仲良くしていたんだけれど、
暑くてアツクて、くっついていられない。

ナンでもサハラ砂漠の空気がフランスにのぼってきているらしい。
別に招待したわけでもないのに、かってに入国したらしい。
一週間くらいいるみたい。迷惑だワン。

アツイから傍にいるのもイヤッて
あの子がボクから離れて行ってしまった。グスン。
ひとり(?)残されたボクは、
悲しみにうちひしがれて、何もしたくな~い。
オモチャで遊ぶ気にもならないワァ~ン。

2019年6月25日

おすすめタイ料理レストラン

メトロのパッシ―駅から数分の所にあるタイレストラン「オ・トロワ・ナーガ」。エントランスで迎える彫刻がエキゾチックでインパクトがあり、きっと創造性に富んだお料理を味わえるに違いないと、大きな期待を抱かせないではいません。

レストラン中央に通路があり、その右手は大きめのテーブルが並び窓からはパリのシンボルのエッフェル塔が見える。左側には個室がいくつも並んでいて、落ち着いたアンビアンスを好む人にぴったり。

重厚な彫刻がエントランスで迎えます。
天井の細工はため息をつくほど緻密。
右手の窓からエッフェル塔が見える最高のロケーション。
左手には個室が並んでいます。

お料理はスパイシーでしかも品格あるお味。量も理想的。テキパキしたサーヴィスも快適。あまりにも美味しいのでオーダーを次々増やしたほど。適度にスパイシーなお料理は胃を目覚めさせ、いろいろ味わいたくなるパワーがあるのかなと思っています。

最初にいただいたサラダ。
オリジナリティあるスパイスが食欲を誘います。
ホタテ貝の絶品。おソースが最高。

チキンともち米ごはん。
さっぱりしたスープとのハーモニーがいい。

3人の女子会は3時間半も続きました。
話題が尽きないのです。
まだ話したりなくて近日中の再会を約束。

ナーガはインド神話に書かれている蛇神。お釈迦さまが悟りを開いているときに守っていたらしい。木彫の家具も高級感があって居心地いい。ハイレヴェルなタイ料理を味わいたい人にお勧めしたいレストランです。

Aux Trois Nagas
18 avenue du Président Kennedy
75016 PARIS
tel 01 42 88 27 95

2019年6月24日

オリンピックデ―

23日、コンコルド広場で一日だけのオリンピックデーを開催。2024年にパリで開かれるオリンピックをアピールするのが目的のようです。

75000m²の広場で30ほどのスポーツのデモンストレショーンや、指導を受けたりできるのもあり長い行列ができていました。快晴の空の下でのスポーツの祭典は大成功でした。

大掛かりなスポーツ祭典。
パリ市がいかに2024年のオリンピックに力を入れているか伝わってきます。

大人気のロッククライミング。
待ち時間は1時間30分と表示がありました。

セキュリティーの人が見回っているので安心。
会場は鉄柵で囲まれていて、入り口では荷物検査もありました。

バスケットボール。

バレーボール。
柔道。
フェンシング。
水泳。
卓球。
見ているだけで楽しいハッピーデーでした。

2019年6月23日

真夏の暑さのパリ

数日前まで涼しかったパリなのに、まるで夏の気温。
来週は連日30度を超えるそう。個人宅は冷房がないのが普通のパリ。私が住んでいるアパルトマンは19世紀末のものなので、壁がとっても厚い。だから、一歩中に入るとまるで冷房が入っているように涼しくホッとします。

暑いパリで昨日見かけた光景です。

アツイ、とっても暑い。
でも目の前で水が飛び跳ねている。
気持ちよさそう、だから中に入ろう。

と思ってモニュメントを見ながら水浴びを楽しむパリジャン、パリジェンヌ。
自由を満喫する国民らしい。
みんな楽しそうで、見ているだけで幸せが伝わり笑顔になります。
その近くの道路にはプラタナスが植えられていますが、
足元に雑草が育っていて、まるで田舎にいるみたい。
前にもブログで書きましたが、
私はこれを「パリの田舎」と呼んでいます。

敷石もいびつに並んでいるし、雑草もいっぱい。
おおらかさに心が和みます。

2019年6月21日

お花がいっぱい、ますます美しいパリ

気温が上がって軽装で軽やかに歩く人が目立つパリ。
こうした街にふさわしく、ショーウインドウもお花をあしらったデイスプレイが多くて、とってもキレイ。やはりお花には癒しのパワーがあるのでしょうね。たとえアーティフィシャル・フラワーでも心が浮き立って幸せ気分になります。

お散歩の途中で見かけた花の競演をお届けします。

妖精に出会えるようなアンビアンス。
かの有名なレペットです。ここのシューズは文句なしに履きやすい。
大好きな子供服専門店。
ディスプレイが最高にラヴリー。

ベルギーチョコのお店。
ほぼ一年中バラの花飾りがあって前を通るたびに惹かれます。

ジュエリーショップにさらなる華やぎが。
つい先日まではピンクのバラがいっぱいでした。

丸い窓から花たちが顔を出しているような演出が独創的。

家具のブティックも大きな花飾りで人目をひいています。
街角のジャスミンが陽光を浴びて開花。
芳しい香りを惜しみなく散りばめ、道行く人々に安らぎを与えます。
ジャスミンにはリラックス効果があるのです。

2019年6月20日

グラン・パレ 月の展覧会

人類が初めて月面着陸を実現したのは1969年7月20日。今年50周記念を迎えました。アメリカの宇宙飛行船アポロ11号が打ち上げられ、月の表面を最初に歩いたのはアポロ11号船長ニール・アームストロングで、月面着陸用のイーグル船パイロット、エドウィン・オルドリンがそれに続きました。その間、司令船コロンビアのパイロット、マイケル・コリンズは月周回軌道で待機していて、この3人の宇宙飛行士によって世界を驚愕がさせた、20世紀最大の偉業が成し遂げられたのです。

50周記念を迎えた今年、各国でイヴェントが開催されていますが、パリのグラン・パレでも充実した内容の展覧会が行われています。貴重なオブジェ、書物、写真、絵、彫刻など宇宙開発にさほど興味がない人も十分楽しめます。
7月22日まで。

月面着陸50年記念の展覧会開催中のグラン・パレ。
偉業を伝える当時の新聞。

アポロ11号の宇宙飛行士が使用していたオメガの腕時計。

木製の宇宙船模型。
16世紀の宇宙に関する本。

会場内は宇宙一色。夢が大きく広がります。
ガリレオが愛用していた望遠鏡の19世紀のレプリカ。

フランスの画家ギュスタヴ・モロー作の「オリーヴ山のキリスト」
幻想的な月の明かりがいかにもモローらしい。

18世紀の天文時計。
17世紀の無原罪の聖母マリア像。
インカの月をテーマにしたシルバーの宝飾品。