11月28日は、ガマンしながら待ち続けていたブティックやデパートの再オープンの日。土曜日で、しかも好天気に恵まれたこともあり、どこもかしこもショッピングを楽しむ人でいっぱい。とにかく長い間禁止されていたので、何か買いたくて仕方ない、という感じ。レストランや旅行も行かなかったから、経済的余裕があるのでしょか。道行く人のほとんどが、お買い物をした証拠の紙袋を持っていて、みな、いかにも嬉しそうだし幸せそう。
ショッピングを終えて 紙袋を持ちながらを散策する人がいっぱいのパリ。 |
ヴァンドーム広場のカルティエの前に、 このように行列がありびっくり。 |
何よりも驚いたのは、ほとんど例外なしに高級宝飾店にクライアントがいたこと。もっと驚いたのは、カルティエの前に列ができていたこと。今まで見たこともなかった光景。コロナでブティック内に入れる人数の制限があるのはわかるけれど、これほどの高級宝飾店に列ができるのは、異例。
不自由な生活をしてきたし、貯金もあるし、クリスマスだから、と今までにない高級品を買いたいのかもしれない。クリスマスまでまだまだかなりの日数がある。この調子が続いて停滞していた経済がある程度回復するのを期待。でもレストランやカフェは2021年1月20日まで開けられない。政府の援助があるとはいえお気の毒。