2022年6月22日

音楽祭 40周年記念

 フランソワ・ミッテラン大統領時代に、ジャック・ラング文化大臣によって「音楽祭」が正式に開催されたのは1982年。今年はその40周年記念の年。コロナで音楽祭が開催されなかっただけに、喜びは、はち切れそうに大きい。

2022 年 6月21日の音楽祭のポスター。
これを見ているだけで、心がウキウキ。


文化省があるパレ・ロワイヤル庭園では、午後1時から真夜中までプロやアマチュアによるクラシック、ポップ、ロックなどの祭典が続き、ルーヴル美術館ではクラシック演奏。チュイルリー庭園ではレバノンとモロッコのオリエンタル・ミュージックが奏でられ、軽快なリズムに乗って、みな、笑顔を振りまきながら踊り続ける。

エリゼ宮の庭園では、事前に予約した約2000人が、空高く舞い上がるDJやライヴに合わせて体を動かし(マクロン大統領夫人のブリジットが派手に踊っている姿がYOUTUBEで流されていました)、バーやレストランもDJで盛り上がる。小さな広場で歌う人もいれば、教会の入り口で楽器を奏でる人もいる。

この日は四方から音楽が聞こえてくる特別に楽しい日。これがフランス全土で繰り広げられるのだから、すごい迫力。パリでは予約が必要な会場もあったけれど、どれも無料だし、好天気に恵まれ、驚くほどの人出。

セーヌ河畔は信じられないほどの人。
音楽がいろいろな個所から流れていて、
それに合わせて踊りながら移動する若者が多く、
見ているだけ喜びが伝わってくる。


音楽は、どれもこれも精神にいい栄養を与えてくれる。すべてを解決してくれるようなマジックがあるように思える。こういう日がもっとたくさんあってもいいと思うほど、人々の顔が輝いていた。

音楽祭の生みの親、ジャック・ラング。

この祭典日を考えてくれた文化大臣に感謝。
メルシー、ジャック・ラング💓💓💓