2023年6月9日

レインボーカラーがたくさん

 マレ地区の3区にはレインボーがたくさんある。特に、パリ市庁舎から延びているrue des Archives は、レインボーカラーがあちこちにあって、歩いているだけでほのぼのとした、あたたかい空気にすっぽり包まれているように感じる。

広いテラスの上に虹色の傘が無数に飾られているブラスリーもあるし、横断歩道にも鮮やかな色が楽し気に躍っている。それも一ヵ所ではなく、あそこにもここにも、といった感じ。

レインボーカラーが生まれたのは1978年で、生誕地はサンフランシスコ。当初は8色あったらしいけれど、今は6色でそれぞれ意味がある。日本は虹は7色だけど、ヨーロッパは6色で、ちょっと違いがあるみたい。

レッド(生命)、オレンジ(癒し)、イエロー(太陽)、グリーン(自然)、ブルー(ハーモニ―)、バイオレット(精神)。こうした意味を持つ6色は、LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の社会運動の象徴の色。

レインボーカラーを公共の場にも許可しているパリは、本当に寛大。革命の時のスローガン「自由、平等、友愛(博愛)」が、今でも生きているのです。

レインボーカラーの傘が、遠くから人々の視線を引きつけないではいない。

ここにもレインボーカラーが。

ほ~ら、ここにも・・・


おお、足元にも・・・


何と言ってもこのブラスリーのテラスが一番目立つ。
ブラスリーの入り口の両サイドの壁にも、レインボーカラーがある。
この界隈はなぜかイタリアンが多く、陽気で明るく、しかも虹色がたくさんあって、
誰もが幸せそう。