オリンピック聖火のリレーがすでに始まり、通過する各地で熱狂的に迎えられ、連日、ニュースで映像が流されているフランス。これが7月26日のオープニングまで続く。けっこう先のことなのに、パリ市内の規制が発表され、それによると日常生活にもかかわってるのが、ちょっと問題。
一番大きな問題は、メトロの駅によっては、オリンピック、パラリンピック開催中どころが、早くも来月から閉鎖されること。チュイルリーとコンコルドの駅は6月17日から9月半ばころまで、;メトロは通過するが止まらない。今のところ再開は9月21日となっている。シャンゼリゼ・クレマンソーも7月1日から同じ運命。コンコルドは3つのメトロがとまり、乗り換えする人が多いから、かなりの混乱を生みそう。不満を述べる人が多いのもよくわかる。
本来は均整が取れた美しい広場なのに、 今は大工事で、見る影もないコンコルド広場。 |
コンコルド広場といえば、7月14日に、凱旋門から出発するフランスが誇る軍事行進を大統領、官僚、その他の重要人物が迎える重要な地。ところが、オリンピック、パラリンピックの競技が行われるため、今、その準備を大々的に行っていて、それどころではない。というわけで、今年はシャンゼリゼの代りにフォッシュ大通りで軍事パレードが行われることに。オリンピック聖火もこれに参加するという情報もあります。
これに加え、公道に面した工事も6月中旬以降は禁止だそうで、そのために、あちらこちらで工事が急ピッチで行われていて、美観も何もない。会期中は車はもちろん、歩くことすら禁止される地域もある。オリンピックはまだ始まってもいないのに、いろいろあって疲れを感じます。
歩道と車道の工事で、車が通れる幅が狭い。 |
渋滞が起きるのは当然。 |
歩行者が通れない歩道も多い。 「歩行者はこっち」などと書いてある。 ハイわかりました。 |
このように歩道も安心ではない。 いつ、何が落ちてくるかわからない。 心配で緊張してしてしまう。私は用心して車道を歩きます。 |
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