2019年4月3日

パリの犬たち 195

ちょっと迷惑

いや~な予感がする。
ホーラ、やっぱりボクに近づいてくる。
ボクのドアップを携帯でとるに決まっている。
ひと目をひく魅惑的容姿だからしかたない。
これを運命と呼ぶんだワン。

2019年3月31日

ルーヴル美術館のピラミッド 30年記念

ルーヴル美術館にガラスと金属のピラミッドが誕生したのは1989年、フランソワ・ミッテランが大統領だった時代です。ミッテランはパリ大改造を計画していて、そのひとつが12世紀から徐々に拡大され美術館になったルーヴルに、新風を吹き込むことだったのです。

ルーヴル美術館のピラミッド建築家イオ・ミン・ペイ。
(1917-)
ミッテランが特に才能を評価していたのは中国系アメリカ人建築家イオ・ミン・ペイ。彼の設計によるガラス張りのピラミッド建築の案が発表されたときには、長い歴史を誇る重要な建造物にコンテンポラリーなピラミッドなど言語同断だと、非難が巻き上がり大変な騒ぎになりました。政治家も文芸人も反対の大合唱を続けます。

あまりの反対にチューブを使用して実物大のピラミッドを作り、国民を説得し、実現可能となったのです。それ以前はこのナポレオン広場は役人たちの車の駐車場だったり、殺風景で何の特徴もない広場でした。

ところが、視界を損ねることのない清々しく透明のピラミッドが姿を現すと、幾世紀もの長い間眠っていた建物も、中に展示している作品さえも新たな命を授けられたような輝きを放ち、今ではルーヴル美術館に欠かせない存在になっています。

1860年代の写真。
ルーヴル美術館のナポレオン広場が
公園のようになっていた時代もありました。
後年にこの両サイドが駐車場になったのです。

前方にはチュイルリー宮殿が見えますが、
1871年に焼かれ今は残っていません。
優雅な良き時代の光景。
30周年記念にフランス人カメラマンが、建物の上からだとピラミッドが地下から地上に出現するように見えると、ピラミッド周囲に400人で4日かけて巨大コラージュをしてトロンプルイユを実現しました。ところがまたたく間にはがれ、紙が散らばっているようになってしまったのです。

事情を知らない人は、
ジレ・ジョンヌがここでも、と思ったかも知れません。

不思議でたまらないと、じっと観察する人も多くいました。

この目で見ないと、と早速行って見ると、まあ、本当にわけがわからない状態。これはジレ・ジョンヌとまったく関係なし。彼らの名誉のためにきちんと報告します。


大人気のピラミッド。

この後始末は大変でしょうが、ピラミッドは何事もなかったように、いつものように輝いていました。ほんとうに何度見ても素晴らしい。

2019年3月30日

清々しい日に

春を告げる光景。

愛らしいパンジーとチューリップが咲き乱れ、
小枝の先で蕾が顔を出し、

カラスが高い木の上で自慢げに大きな声を出している。
心が和むひとときでした。

2019年3月26日

「イヴ・サンローランへの手紙」が重版されました。




自分でも大好きな翻訳本「イヴ・サンローランへの手紙」が重版されました。とてもとても嬉しいです。

この本を書いたピエール・べルジェもイヴ・サンローランも、すでに他界しましたが、私の心の中ではいつも生きているお二人です。パリコレがあるたびに思い出します。

重版された今、再び読もうと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。

2019年3月25日

パリの犬たち 194

ボク本物の犬だよ、黒ヒョウじゃないよ。

大きくて黒いからか、
みんなボクを見かけると遠ざかる。

パパが言うには黒いヒョウかと思うらしい。
姿は迫力があるけれど、心はとっても優しいワンちゃんだよ。

太陽が当たるとご覧の通り黒光り。
それというのもパパの手入れがいいから。
遠くからたくさんの熱い視線を受けて
スーパースターになった気分だワン。

2019年3月22日

石井リーサ明理さん、15周年記念パーティ-

照明デザイナーとして世界を舞台として活躍している石井リーサ明理さん。会社I.C.O.Nを創立して早くも15周年を迎え、それをお祝いするパーティーが開催されました。

招待状にはキラキラ輝く服装でとあったので、スパンコールいっぱいのトップとティアラ、かなり派手なジャケットで出席。さすが破格の照明デザイナー明理さんが選んだだけあって、会場は夢いっぱいで幻想的な「マジック・ミラー」。

一歩中に入るとそこは現実からかけ離れた、カラフルなマジック世界。招待客はそれぞれ意向を凝らした装い。それだからパリのソワレは楽しいのです。

キラキラ輝く石井リーサ明理さんと楽しい服装で記念撮影。


ソワレにふさわしい装いの人々とカラフルでゴージャスな会場が、
楽しさと喜びを隅々まで散りばめます。
年代物のゲームもあり、皆、大人気。
片隅ではヴィンテージのピアノが
自動的に演奏を続け雰囲気を盛り上げます。
輝きをどこかに付けてとの明理さんのご希望に合わせて、
ご覧の通り見事なヘア飾り。カラーが時々変わるのがスゴイ。
私も欲しい。
ソワレもたけなわになった頃、
明理さんから15年周年の思い、スタッフ紹介などがありました。
完璧なフランス語に感服。

2019年3月20日

賢いネコ


パパが迷子になった。どこにいったのかニャ~。


パパと車でこの近くまできて、その後お散歩していたら、
急にパパの姿が見えなくなって心配ニャの。
ン?
このナンバープレート見覚えがある。

そう、パパの車だ。
ということは、ここで待っていればパパが戻ってくるのだニャ。
ここから動かないと決心したワタシ。
それらしき人が見えたらひと声上げるの。

きりっとした顔で、何も見逃さないと頑張っているのだニャ~ン。