ルーヴル美術館のピラミッド建築家イオ・ミン・ペイ。 (1917-) |
あまりの反対にチューブを使用して実物大のピラミッドを作り、国民を説得し、実現可能となったのです。それ以前はこのナポレオン広場は役人たちの車の駐車場だったり、殺風景で何の特徴もない広場でした。
ところが、視界を損ねることのない清々しく透明のピラミッドが姿を現すと、幾世紀もの長い間眠っていた建物も、中に展示している作品さえも新たな命を授けられたような輝きを放ち、今ではルーヴル美術館に欠かせない存在になっています。
1860年代の写真。 ルーヴル美術館のナポレオン広場が 公園のようになっていた時代もありました。 後年にこの両サイドが駐車場になったのです。 前方にはチュイルリー宮殿が見えますが、 1871年に焼かれ今は残っていません。 |
優雅な良き時代の光景。 |
事情を知らない人は、 ジレ・ジョンヌがここでも、と思ったかも知れません。 |
不思議でたまらないと、じっと観察する人も多くいました。 |
この目で見ないと、と早速行って見ると、まあ、本当にわけがわからない状態。これはジレ・ジョンヌとまったく関係なし。彼らの名誉のためにきちんと報告します。
大人気のピラミッド。 |
この後始末は大変でしょうが、ピラミッドは何事もなかったように、いつものように輝いていました。ほんとうに何度見ても素晴らしい。
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