ポルト・ド・モントルイユ(9号線)
19世紀半ばにパリを守るために建築された城壁には17の門がありました。そのひとつがモントルイユ門で、それが駅名の由来です。
メトロが開通する以前のポルト・ド・モントルイユ。 乗合馬車が活躍していました。 |
モントルイユは近くにあったヴァンセンヌ城砦に水の供給をしていたので、かなりの額の税金を免除されていました。そのために町は潤い繁栄をとげていました。けれども16世紀に国王が他の城に暮らすようになり、衰退していきます。
その後木材を使用した産業が発達。第二次世界大戦の際にドイツ・ナチに占領されましたが、レジスタンスのお陰で自由を取りもどしました。パリ近郊の町で最初に開放されたのがモントルイユです。
当初はこうした蚤の市で、 いらなくなった品を売って生活費にあてていたのです。 今では高価な骨董品もあり、そうした品を求めて多くの人が訪れています。 |
現在は蚤の市で有名ですが、モントルイユに蚤の市が生まれたの1860年。長い歴史があり、規模も大きく売られる品も豊富で、今では週末には20万人もの人出だそうです。
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