すご~くがっかり |
すごくがっかりしたことがあるの。
なぜって、ママンがとてもうれしそうにこう言ったの。
「今日はね、これからガーデニングの展示会に行くのよ。
今すごいブームじゃない、庭いじりが。それで君の小さいお庭のために、いいアイディアがないか見てこようと思って。
もしかしたら、君のために木を買ってくるかもよ、やさしいでしょう?」
そう言ってドアの外に華々しく消えたママンを、ワタシはひたすら待っていました。
その間に、
もちろんいろいろと想像していたわよ。もし竹を買ってきたらここに植えようとか、桜の木だったらあそこにしようとか、つるバラの場合にはこっち、ダリアはあっち・・・・
もちろんいろいろと想像していたわよ。もし竹を買ってきたらここに植えようとか、桜の木だったらあそこにしようとか、つるバラの場合にはこっち、ダリアはあっち・・・・
「君はどうみてもミニじゃない。だから買ってきたのもミニ。お互いにミニミニ。これでちょうどいいわね」
だいたいあの人を信用したのが
まちがいだったのね。
まちがいだったのね。
がっかり度が大きくて寝込んだワタシ |