セーヴル磁器の作り方を見せる マルチメディアディスプレイ |
ルーヴル美術館とDNP(大日本印刷)の長年にわたる研究の結果、マルチメディアを駆使して、今までとまったく異なる美術品鑑賞を可能にしたのです。
ルーヴル美術館のリシュリュー翼。その二階に設置されたマルチメディアディスプレイが、フランスが誇るセーヴル磁器の美しさを堪能させてくれます。
オーストリアへ、ロシアへ、イギリスへ、スペインへ、と。
セーヴル磁器は心が奪われるほど美しい。
そうした作品が、一体どのように生まれるのか。それをマルチメディアが、まるで、今、目の前で作っているかのように、映像で見せてくれるのです。
しかも、すべての工程を。
パリ日本文化会館館長の竹内佐和子さんと、 大日本印刷常務取締役の北島元治氏。 |
会食者の配置、テーブルセッティング、料理の内容など、次々と画面が変わり、フランスの食が文化であることがわかります。
どちらも日本語を含んだ四ヶ国語の説明があるので、自分で言葉を選び、しっかりとした知識を得られるし、部屋には豪華なシャンデリアや鏡が輝き、王朝時代をたっぷりと味わえます。今回はセーヴル磁器ですが、今後も多くの企画があるとのこと。
6月8日のオープニングパーティには、ルーヴル美術館館長、大日本印刷常務取締役をはじめ多くの人々が集まり、美術品の見方を変える21世紀ならではのテクニックに、小川和也公使の音頭で乾杯。このように、世界中からの訪問者が集まるルーヴル美術館に、新たな話題が加わりました。