2011年9月10日

あまリ人気がなかったパリ・プラージュ

例年のにぎわいがなかった
朝のパリ・プラージュ
セーヌ川沿いの道路を閉鎖して、砂を大量に運んで作る一ヶ月限りのパリの浜辺、パリ・プラージュ。

今年は10周年ということで、パリ市長が張り切って砂のシャトーまで作らせたのに、例年よりずっと少ない人出でがっかりしている様子。

世界的な不景気は、ヴァカンス大好きのフランス人にさえ倹約を深刻に考えさせたようで、ヴァカンス前の統計では、85パーセントの人が遠出はしないでフランスに留まるとのことでした。

だからこそパリ・プラージュは人気が出ると思っていたのに、期待に反してさみしいばかりの結果。

いったいフランス人はどこでヴァカンスを過ごしたのでしょうね。
海辺に行った人もいたけれど、
何しろ寒い夏。
とても浜辺になどいられないと、キャンセルも続出。
ホテルもレストランも大被害。

ディズニーランドのと同じシャトーを
砂で作ったり、
すてきな放水装置もあったのに・・
パリ・プラージュに人が集まらなかった最大の理由も、多分、天候が悪かったから。セーターを離せない寒さだったのだから、たとえそれがパリのセーヌのほとりという素晴らしい場であっても、浜辺と聞いただけで震えてしまうではないですか。

それも終わって、紅葉のパリ到来。セーヌ河畔も浜辺が消えていつもの姿に戻り、ひときわ魅惑的なパリです。