お月見を楽しんでいるのよ |
その日はおだんごを食べたり、おもちを食べたり、お酒を飲んだり、枝まめを食べたり、胃がとても大変な日なのね。
「平安時代からお祝いしていたのよ。
貴族たちは優雅な心の持ち主だから、お月様がよく見えるところまで小舟にのっていって、お祝いをしたり、詩を作っていたの」
と知ったかぶりのママン。
三日月 |
別にお舟にのらなくても見えるのに、とワタシは思うけれど、人間ってナンでも複雑にするのがすきなのネ。
「そうよ、お月様の影がそう見えたのね。
私も子供のころは
それを本当に信じていたの。
ウサギがお月様でお餅をついているって」
まあ、単純なあの人だからそれを本当に信じていたの。
ウサギがお月様でお餅をついているって」
ちっとも驚かないわ。
「でも、ウサギなんていないのよネ」 「1969年にアメリカの3人の宇宙飛行士が月に行って、何もないことがわかったの」
と、また知ったかぶりのママン。
それでみんな現実的になったのね。
満月 |
でもお月さまってロマンティックでステキ。ワタシもちょっとマネをして、注目をひこうと思うの。
どう、このお月さまスタイル?