きれいなチョコね。でも5つしかない。 |
今年もまたイースターの季節になったのね。 「イースターの日は毎年かわるからたいへん」
ナニがたいへんなのかわからないけれど、どうして毎年かわるのかしらね。
それにはっきりお返事できないママンだけど、それでも少しはためになることをお話してくれたの。
「イエス・キリストがゴルゴタの丘で処刑された後、三日後によみがえったのよ。つまり、生き返ったということね。それをお祝いするのがイースター」
文句を言ったら急に増えたチョコ |
だからなのね、卵の形のチョコがお店にいっぱい並ぶのは。生まれるからなのね。ウサギの形が多いのも、ウサギがたくさん子供を生むからなのね。
ホ~ラ」
そういってテーブルの上にチョコを並べたママン。
「ネ、きれいでしょ? おいしそうでしょ?
うれしい?」
すごくしつっこいママン。
でも、なかなかきれい。しかもちがう絵が描いてあるの。
それでいつのも通り記念撮影。
どれどれ、ひとつ味を見ようかな。 やっぱり甘いものはダメだわ、グスン。 |
「おいしい、ああ、おいしい。やっぱりネコに生まれなくてよかった。こんなにおいしいのを食べられないものネ」
ウ~ン、どうしよう。
でも大切なイースターだから、ガマンね。
それにしてもママンの情報によると、こけしの形のチョコも出現したんだって。「かわい」って名前まであるの。
その上、ネコ形チョコもあるのよ。
ナンだか自分が食べられそうであまりいい気分じゃないわ。
でも、これもでも大切なイースターだから、ガマン、ガマンね。
日本はどうなのかしら。