早朝の雪のパリ |
朝おきてみると、
屋根の上に雪がたくさん積もっているではないですか。
何年もの間見慣れている街の光景なのに、まるで初めて見るかのようにすご~く感激。
パリ全体が一晩のうちに模様替えされたみたいで、心がはしゃぐばかり。
着慣れた服にアクセサリーをつけることによって、
まったく異なった服をまとったような新鮮さを生み、喜びを生むのと同じなのです。
雪を身近で味わいたくて、
大喜びで武装して外出することに。
いるから、誰だか見分けがつかない。
雪が積もった屋根は 情緒があっていい |
そうした姿で何時間も歩きまわったのです。
歩くたびに雪の冷たく清浄な香りが体に巻きついて、
気持ちいいこと。
まるで全身が浄化されたみたい。
ほんとうに雪はいい。
街中の雪はスキー場の雪とちがった価値観がある。
そう、意外性が魅力なのです。
明日も降ってほしい。
雪との再会を期待しながら、
寒いパリの夜は更けていく・・・
などど、ロマンティックな気分。