2013年1月19日

雪がふる ♪ あなたは来ない

早朝の雪のパリ

朝おきてみると、
屋根の上に雪がたくさん積もっているではないですか。

何年もの間見慣れている街の光景なのに、まるで初めて見るかのようにすご~く感激。
パリ全体が一晩のうちに模様替えされたみたいで、心がはしゃぐばかり。

着慣れた服にアクセサリーをつけることによって、
まったく異なった服をまとったような新鮮さを生み、喜びを生むのと同じなのです。

雪を身近で味わいたくて、
大喜びで武装して外出することに。
ダウンコート、手袋、帽子、ブーツ。それに加えてマフラーで顔のほとんどを保護して
いるから、誰だか見分けがつかない。
雪が積もった屋根は
情緒があっていい

そうした姿で何時間も歩きまわったのです。
歩くたびに雪の冷たく清浄な香りが体に巻きついて、
気持ちいいこと。
まるで全身が浄化されたみたい。
ほんとうに雪はいい。

街中の雪はスキー場の雪とちがった価値観がある。
そう、意外性が魅力なのです。

明日も降ってほしい。
雪との再会を期待しながら、
寒いパリの夜は更けていく・・・
などど、ロマンティックな気分。