2015年7月10日

ガラスアートの鬼才、ジャン=ミッシェル・オトニエル

ジュエリーのような輝きを放つ
パレロワイヤルのメトロ入り口

学生のような雰囲気をいつまでも保つ、
ジャン=ミッシェル・オトニエル。
ガラスを使用したアートの第一人者です。

彼が手がけたヴェルサイユ宮殿の庭園内の噴水が、大変な人気です。
金箔を中にぬったガラスの球が、勢いよく上がる噴水の水と絡み合いながら、
あちらこちらで飛び跳ねている。

真面目な学生の雰囲気を持つ
ジャン=ミッシェル・オトニエル。


ルイ14世は祭典が好きな国王で、
庭園で劇やダンスを楽しんでいましたが、この心踊るほど軽快な噴水を見たら、さぞかし喜ばれたことでしょう。

ジャン=ミッシェルの画期的な作品はパリ市内にもあります。
以前にブログで紹介しましたが、パレロワイヤルのメトロの入り口がそのひとつ。色鮮やかな不思議な世界で、まるでジュエリーのような輝きを放っています。

ヴェルサイユに行く予定がある人に、ぜひお勧めしたいのが彼が手がけた噴水です。
18世紀と現代の融合に驚くと同時に、庭園に新しい命が生まれたようなすがすがしい印象を受けることでしょう。
大人気のコンテンポラリーな噴水。