フランスの軍人であり政治家のラファイエット侯爵が、1780年にアメリカ独立戦争に参加するために乗船した帆船「エルミオンヌ号」が復元され、4月18日から長い航海の末のニュー・ヨークに到着。祝砲が轟く中、15隻の船にエスコートされての華々しい入港。
1781年のヨークタウンの戦いで大活躍し、アメリカ独立に大々的に貢献をなしたラファイエット侯爵は、フランスでは大変な英雄として崇められていた人物。
ルイ16世、マリー・アントワネットの絶大な信頼も受けていました。この独立戦争に、マリー・アントワネットの恋人フェルセンも参加し、王妃は別れを嘆き悲しんでいたのです。この詳しいことは私の本「マリー・アントワネットとフェルセン、真実の恋」を参考にしてくださいネ。
ラファイエット侯爵が実際に乗った 「エルミオンヌ」号。1781年の戦いの場面。 |
アメリカ独立戦争の英雄 ラファイエット侯爵。 |
フランス出発にあたりオランド大統領は「再度、自由のメッセージをアメリカに届けるのだ」と挨拶。
これでアメリカとフランスの絆がさらに強まることを期待しているようです。
アメリカ独立宣言は1776年7月4日。
その7月4日に盛大なセレモニーがあり「エルミオンヌ号」も特別参加をするそう。
ロマンがあっていいですね。