大盛況の新作発表会。 |
1888年に創業し、
高品質のダイヤモンドで世界に名を轟かせているジュエリーの老舗デビアスが、パリでニュー・コレクションを発表するようになって、今年で4回目。
毎回場所を変えて開催という懲りようです。今回はジュエリー店が並ぶラ・ぺ通りの重厚な趣の建物の階上。
デビアスジャパンの 加藤さん、大竹さんとご一緒に。 |
今回のメインテーマは「タリスマン」。お守りです。
昔から、宝石は高位の人がお守りとして身につけるという貴重な役割を果していました。
今回デビアスが発表したのは、「タリスマン」創作10周年記念とあって、格別な作品揃い。
世界各国から集結した貴石を、
細密なデザインをもとに組み合わせ、気が遠くなるほどの時間をかけて完成した今回のデビアスのジュエリーには、他のメゾンに見られない特有性があります。
それは、研磨した宝石とそれ以前の原石に近い感じの宝石の融合です。
これは画期的と言えるほど、
斬新でオリジナリティあるアイディアです。
精密な手業による タリスマン。 |
それが微妙に絡み合いながら、
美しいフェミニンなフォルムを形成。
歴史あるメゾンならではの妙技です。
様々な色合いの貴石が使用されているにもかかわらず、爽やかさがあり、気品が漂よっているのが心地よい印象を与えます。
和服にも合う、程よい個性があるリングが特に素晴らしい。
若い人向きの手頃なジュエリーもあり、幅広い創作を心がけているのが伝わってきます。