夏のブラックドレスはシックでステキ。 |
今年、夏のパリで特に目立ったのはオレンジ。それも無地のオレンジ。他の女性が着こなしているのを見て、私も着てみたくなりショップで試してみたけれど、ちっとも似合わない。渋々あきらめました。オレンジとグリーンはどうも合わないような気がする。でも、またいつかトライしてみたい色。
たくさんの色が行き交う街中で、ドキッとするほどステキだと思うのが黒の装い。
この色にはマジックが潜んでいるようで、顔も体も引き締めて、誰も彼をもシックにします。それだけでなく、知的な印象さえも与えます。
季節を問わずパリのソワレでもっとも多いのは、ブラックドレス。
それを、夏、太陽がさんさんと降り注ぐ昼間に着るのは、かなりの個性派だと思う。自主性があり、自分をしっかり持ち意見をはっきり述べるし、仕事もバリバリするだろう。内に大きなもの、深いものを秘めているに違いないと、黒い服の女性を目にする度に思います。
さっそうとした歩き方。黒をまとうと心が引き締まるのか、 行動も機敏になるようです。 |
本物のエレガンスがブラックドレスにあることは、着てみるとよくわかります。
シンプルなデザインであっても、黒はそれに身を包む人にステキなオーラを与え、それを体が察知するのです。それは自信につながります。安心感も与えます。
ブラックドレスの主役はドレスそのものではなく、それをまとう人なのです。