2017年9月15日

ピエール・ベルジェをしのぶ会

20世紀、21世紀の実業界、文芸界、モード界で名を成していたピエール・ベルジェを失ったのは大きな損失で、今でも大きな話題になっています。

新聞も雑誌も大特集を企画し、彼の生涯、業績を称えています。

ベルジェが好きだったバラが飾られていました。
壁も窓もアールデコ。
先日、ベルジェをしのぶ会が、彼が所有しているレストランで行われました。
友人、近親者のみということで、人数が限られてましたが、大変光栄なことにお声がかかり、黒いサンローランの服で出席させていただきました。

レストランは凱旋門近くのキャヴィア、魚介類で有名なプルニエ。ベルジェ存命中に何回か美味を楽しんだことがありますが、素晴らしいのはインテリア。

階段も建築当時のアールデコ。
二階に個室があり、
そこでの落ち着いた会食が思い出されます。
アールデコ全盛時代のオリジナルの装飾がそのまま残っていて、さすが本物趣向のベルジェだと感激したものです。

装飾はまったく変わらず、その中にベルジェのモノクロの写真が飾られ、その周囲で懐かしい人ばかりで語りあう会でした。

文学者、政治家、アーティスト・・・
フランソワ・オランド前大統領もいらしていて、ベルジェの偉大さを再認識しました。