テーマは「フランス王家の食卓の歩み」。
講演者はナポレオン史学会会長。
中世からナポレオン3世の第二帝政時代までの、王室の食卓マナー、お料理、食材など幅広い内容で、一時間半の講演はとても充実していました。
白いクリスマスツリーが両サイドを飾る階段。 それをのぼった2階の個室が講演会場。 |
壁の鏡にクリスマスツリーが映り、 このシーズンならではの詩情あふれる雰囲気を放っています。 |
一角にはチョコレートの大きなケーキ。 もちろん本物ではないけれど、 チョコレートの香りが漂っているような錯覚を起こします。 |
講演者が語っている間に
「そのことに関して付け加えたいことがある」
などと口を挟み、自分が知っていることを話し出す殿方もいる。
そういうことが数回あって、いかにも議論好きのフランス人らしいと関心。
いろいろな知識を得られて私は嬉しかったけれど、途中で意見を入れられると講演者は話しずらいと思う。
にもかかわらず、笑顔を保ちながら
「そうです、そういうこともあるのです」
と、飛び入りの話にさらなる知識を加えるのだから素晴らしい。
同じテーブルに3人の同じような服装の女性が並んで目立ちました。 そうです、赤と黒の服が共通点。 気品があって親切なご婦人と同席で良かった。 |
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