2018年7月4日

ハイジュエリーの華麗な世界 1

オートクチュール新作発表期間中に、今年もまた高級ジュエリーの老舗がニューコレクションを披露。連日30度を超える暑さですが、逸品ばかりで地上を超えた幻想的な世界に浸った感じ。

そのいくつかをご紹介します。

ショ―メはヴァンドーム広場に面した本店が会場です。
ご覧の通り、
連なる神社の鳥居がエントランスに居並び、
もうそこから別世界に入る好奇心が湧きます。

今年のショーメのメインテーマは「アフリカの宝物」
今までにない色彩の組み合わせとフォルムが大魅力。

デザイナーはケニアの若い男性。
なるほど、ケニア人の感性が込められています。
7,15カラットのエメラルドの輝きが印象的な
「ロイヤル・カスケード」。


数年前に行ったケニアの懐かしい空気が思い出されます。
ケニア人は男性も女性もとてもお洒落です。
時計もオリジナリティあふれていて、
コレクターの心を捉えそう。
典型的なフランス美のサロンが背の高い木で一変。
アフリカの自然界の香りが心地よい。


カルティエのコレクション発表会場は、パラス・ホテルのシャングリ・ラ。

二階へ導くゴージャスな階段をのぼると、3人の貴婦人たちがお出迎え。
胸元を飾る華やかな輝きを散りばめるジュエリーが、
一気に非日常の世界へと招きます。
多くの王侯貴族のご愛用カルティエならではのパリュール。
華やかな舞踏会や晩餐会が目に浮かぶよう。
優美な装いのご婦人に、
さらなるエレガンスのきらめきを与えるハイジュエリー。


宝石のクオリティの高さが一目瞭然。
品格あるデザインと貴石の配色に、
伝統を継承しているメゾンの格式が見られます。
マハラジャに思いを馳せらせるような
カルティエ特有のデザイン。

限りなく華麗なネックレス。