スーツケース茶室「ZEN-An 禅庵」の考案者、椿建築デザイン研究所代表の椿邦司氏。 |
中央にはお茶室があり、両サイドの壁にはインパクトがある書が飾らている。そして訪問着を優雅に着こなしている女性と羽織袴の男性。
日本の伝統的な手仕事が集結されているお茶室。 右のスーツケースに入れて世界中に持ち運べる折りたたみ式。 |
お茶室は従来の観念を打ち破る画期的発案のもとに生まれた、スーツケースに入れて運べる折りたたみ式。日本の伝統技を誇る熟練の職人たちが精魂込めて制作したお茶室。それをコンパクトにたたんでスーツケースに入れて持ち運ぶ。そこには伝統と革新の見事な、そして知的な融合が見られます。
ご自身の作品の前で特有のオーラを放つ書道家、海老原露厳氏。 |
海老原露厳氏のアート性高い書。 パリ日本大使館にも氏の作品があるそうです。 |
海老原露厳氏は文化庁文化交流使の肩書を持つ書道家で、すでにパリで個展を開催。構想には時間がかかることが多いけれど、書き始めたら筆が素早く進むそうで、自由、力強さ、奥深さが感じられます。
書人を育てたいと願う海老原露厳氏は書道教室を開催し、熱心に指導も行っています。このようにして日本が誇る芸術文化は継承されていくのです。
Galerie Nichido
61 Rue du Faubourg Saint Honoré
75008 Paris
11月10日まで開催の必見のエクスポジション。
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