楽したげなクマさんたち。仲間入りしたい。 |
これは、不機嫌な顔で歩くパリの人に微笑みを浮かばせたい、とゴブラン通りの書店主が考えたこと。彼は自費でいくつものクマのぬいぐるみを買い、それを近くの商店に配ったのです。大きなクマさんたちはまたたく間に評判を呼び、住民たちに笑顔が生まれ、ゴブラン通りがある5区から13区のカフェやレストラン、薬局などの人気者になり、寒い日にはセーターやコートを着ることさえあるそう。
それが今では他の区にも影響を与え、ルーヴル美術館がある1区にも登場するようになったのです。クマさんぬいぐるみは人間の大きさほどあるので、思わず話しかけたいほどの親しみを感じます。街に和やかさが広がって素晴らしい。
コメントを投稿