2020年10月4日

格別なソワレ

 コロナウイルスでロックダウンが続き、それが緩和されたとはいえ不安で、レストランからもソワレからも遠ざかっていたけれど、今回だけは別。何しろ親しい友人が、私のバースデイを自宅でお祝いすると言ってくれたのだから。

バースデイの10日ほど前に連絡があり、「招待したい人は何人? 準備があるから知りたい」と聞かれて、一瞬、とまどいました。なぜって、マスクが義務づけられ、ソーシャルディスタンスも守らなくてはいけないこの時期に、たくさんの人は呼びたくないし、コロナにかかっていない人を選ばなければならないのだから、複雑。結局、私を入れて全員で5人にしました。

バースディをお祝いしてくれた、
長年の友人エルヴェ。

彼の愛猫ジュルのお迎えがうれしいニャー。

彼の新しいアパルトマンに行くのは初めてなので、興味津々。インテリアのアーティストで、こだわりも超一流だから、きっとすごいに違いない。その期待は裏切られるどころか、想像以上。17世紀の旧邸宅を4年もかけてリニューアルした結果は・・・・息をのむほど洗練されている!!! アンティークとコンテンポラリーの家具が共存しながら、パリにふさわしいアンビアンスを漂わせていて、私好みのインテリア。

アントレはフォアグラ。

メインはカモ料理。

デザートは特製ケーキ。

まず、アパルトマンの探検をした後、シャンパーニュのアペリティフをグラン・サロンでいただいて、その後ダイニングルームでお食事。それが終ったらまた場所を変え、プティ・サロンでティータイム。そうなのです、お部屋がいくつもあるひろ~いひろ~いお住まいなのです。そんな豪邸でバースデイをお祝いしてくれるなんて、何てステキなアイディア。

やはり持つべきものは良き友ですね。