2021年2月14日

寒波におそわれて寒いパリ

 このところ約1週間ほど、マイナスの気温続きで寒いパリです。午前中だけでなく、午後でもさほど気温が上がらずマイナスの日もあり、ヒートテック、カシミアのセーター、ダウンコート、マフラー、厚手の帽子、レザーの手袋、ロングブーツでも、とっても寒い。

寒いから何度もお買い物に出かけるのはイヤ。
とはいえ、毎日の食事は欠かせないから、まとめ買いをする。
防寒具で身を守って、ショッピングカート、トートバッグ2つ持って
スーパーに行ってきま~す。


南仏は洪水で道路が川のようになり、小舟で行き来する地域もあり大変だし、パリでもセーヌ川が氾濫していて、河畔の木が水中からのびているように見えます。コロナに加えてこの異常気象。やはり、何かおかしい。


幸い池は凍っていないので、カモたちが元気に泳いでいます。
噴水のつららが芸術的で見とれます。

18時以降の外出禁止も解除されていないどころか、いつ3度目のロックダウン発表があっても不思議ではない。あれこれ心配事が多く、それから逃れたくて、2月の学校の冬休みに合わせて家族でどこか遠くに、と出かける人が多いようです。いつ何があるかわからないから、乗り物もホテルも直前に予約。とはいえ、ホテルといえどもレストランは営業できないので、ルームサーヴィスのみ。

それでも十分気分転換になる。このように不便ながらもヴァカンスを楽しんだ後は、仕事がはかどるもの。意外に思うかもしれないけれど、フランス人は結構仕事の効率がいいのです。

4,5日後には気温が上がって午後は14度くらいになるそう。数週間前には、アフリカのサハラ砂漠の赤い砂が風に乗ってフランスに舞い降りたし、今回の寒波はシベリアからわざわざ到来。と、いろいろ変化がある国です。