2024年にパリで開催されるオリンピックは、フランスでもっとも大きなイヴェントになると、今から、その意気込みがすごい。
引継ぎのために東京に行っているパリ市長アンヌ・イダルゴが、オリンピック旗を受け取る時間に合わせて、パリでは、フランス空軍アクロバットチームが、赤、白、青の三色旗のスモークを華々しくまき散らしながら、エッフェル塔の上空を数回旋回。
トロカデロには、東京オリンピックでメダルを獲得し、一足先に帰国していた選手たちが集まり、大勢の群衆たちに囲まれ、大喝采を受け、国際宇宙ステーションで指揮を取るフランス人宇宙飛行士トマ・ペスケも、サクソフォンを奏でてお祝い。パリオリンピックに向けての一致団結が、ひしひしと伝わってくる日でした。
2024年のパリ・オリンピックのロゴ。 金メダル、オリンピックの炎、フランスを代表する女性マリアンヌの融合。 |
7月26日から8月11日まで続くオリンピックの準備は、着々と進んでいて、パリ市内では、エッフェル塔の足元にあるシャンドマルスや、トロカデロに様々な会場ができる。選手村はパリの北郊外で、順調に建築が進んでいる。火災で大損害を受けたノートルダム大聖堂も、修復が終わり一般公開されるはずだし、コンコルド広場も会場のひとつになる。さすがフランスだ、と称賛をかうのは、馬術競技をヴェルサイユ宮殿で行うこと。歴史的モニュメントが多い国ならでは。うらやましいほど、文化的。
マクロン大統領が、すでに、オープニング・セレモニーはセーヌ川で行うと発表したので、かなり個性的。フランス人特有の才知あふれる、格別なオリンピックを期待できそう。ぜひ、どれか、競技を観戦したい。可能であれば、オープニング・セレモニーも、と、今から、期待でドキドキ。
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