明るい色が溢れているパリ。公共交通機関、病院、高齢者施設などを除く大多数の屋内でのマスクから解放され、何となく心が浮き立つこの頃。コンコルド広場の中央にそびえるオベリスクのリニューアルも終わったようで、工事用足場もほとんど取り除かれ、美しい姿を見せている。頂上の金箔を施したピラミッド型装飾も、まぶしいほどキラキラ輝いている。
そんな光景を遠くから見た後、ショッピング街に向かうと、まあ、どこもかしこも信じられないほどカラフル。ここが本当にシックな街と世界中の人が憧れるパリ? と目を疑うほど色の洪水。
私の好みから、かなりはずれているけれど、これが今春の傾向なのかと興味にかられて、あちこち動き、いつも通りスマホでパチ、パチ。ウクライナの悲劇、物価上昇、それにコロナもまだ消えていないで、とかく暗くなりがちな心に、いい栄養を与えてくれそう。
バッグ専門店の楽しいウインドー。 正直言って、最初、何のブティックか分からなかった。 |
これも製品がほとんど見えないウインドー。 靴で超有名なクリスチャン・ルブタン。 |
高級時計店もご覧の通り、華やかなディスプレイ。 まるで、ひまわりがグルグル回っているみたい。 |
フランスシックの代名詞的存在のエルメスも、 鮮やかな色の装飾でエントランスを飾っています。 |
子供服のショーウィンドーには、夢がいっぱい。 |
レストランのテラス席もこの上なくカラフル。 会話も食欲も倍増しそう。 |