7 月4日から7日までのオート・クチュール・コレクション発表の期間中、コロナ以前と同じとはいえないけれど、かなり活気を取り戻しているパリ。
やはり、華やかな雰囲気はパリにふさわしい。この期間にハイジュエリーのメゾンがニューコレクションを発表するので、ますますゴージャス。街によろこびが漲っている感じで、ウキウキしないではいられない。
いくつか招待状を受け取ったメゾンの中で、特に見たいと思ったのはヴァン クリーフ&アーペル。蜷川実花さんのインパクトある写真とヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーが呼応し合う、昨年のエクスポジションが記憶に新しく、今回はどのような感動を与えてくれるか、楽しみで、楽しみで、真っ先に足を運びました。
ヴァンドーム広場に面した18世紀の旧貴族館がその会場。招待客リストに書かれている名前と、いつも身に付けている身分証明書を係りの人が比べて、OKサインが出てやっと中に入れる厳重な警戒。それはそうです。高価なジュエリーがたくさん展示されているのだから、当然。
今回のテーマは「ダイアモンドのレジェンド」。南アフリカ共和国に囲まれたレソトで発見された、910カラットのダイヤモンドがその主役。熟考に熟考を重ね、熟練の技巧でカットし、サファイヤやルビーなどと組み合わせ、メゾン特有のミステリ―セッティングを駆使したコレクションの発表。
レソトで発掘された910カラット(右上が原石)のダイヤモンドをカットし、 他の貴石と組み合わせたジュエリーは25点。どれも無比の価値と美しさを誇ります。 |
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