今年のイースターは4月9日。この前後にはヨーロッパ人が大移動します。キリスト復活をお祝いするこの重要な祭日を挟んで長い休暇をとり、国境を越える人が多いのです。
気候もいいし、デモやストライキがあっても気にならない。パリには見るべきモニュメントがたくさんあるし、ブランド製品も勢ぞろい。お料理も、ワインもおいしい。美術館もこれに合わせて特別展覧会を企画。盛りだくさんなこの時期に,パリに行かないわけにはいかない、とツーリストでにぎわうパリです。
17世紀までクリスチャンは、キリスト復活前の四旬節の間は、食べ物を極力減らしていて、卵を食べることも禁止。でもその間にも、ニワトリは卵を産み続けていたので、四旬節が終りイースターの日になると、卵をたくさん食べたり、プレゼントしていたのです。卵といっても殻にキレイな絵を描いたりしていたのですから、アートのような卵が多かったようです。また、卵は再生、復活を象徴しているからだとも言われています。いずれにしても、イースターと卵は密接な関係があるのです。
19世紀になると空にした卵の殻の中にチョコレートを入れるアイディアが生まれます。それはどうやら、チョコレートメーカーが考えたようです。
今では卵だけでなく、ウサギやニワトリ、魚、お花、パリのモニュメントなど、何でもチョコレートで作られていて楽しい。趣向を凝らしたイースターチョコのご紹介。
村上隆さんの笑顔のお花みたい。楽しさいっぱいのイースターエッグ。 |
黄色いお花畑で待つチョコが、メルヘンの世界へ招きます。 |
ジュエリーのように煌びやかなミニエッグの箱入り。 |
本物の卵が入っているような箱がユニーク。一見ウズラ卵に見えました。 |
イースターチョコ専門コーナーでは、 大小の手ごろなプライスのチョコが買えます。 |
子供のころ楽しんだ家族合わせのゲームを思い出します。 |
フクロウさん、カメさん、アヒルさん、クマさん、皆かわいい。 ピンクの背景のモニュメントも、とてもお洒落でキレイ。 |
アヒルさんの行進。顔の表情が豊かでチャーミング。 |
いつまでも同じ籠に入っているのがイヤだから、 そっぽを向いているのかしら。 |
インパクト満点のディスプレイ。 |
人気があるお店の前のにぎわいと、長い列。 皆、おいしい食べものとなるとじっと我慢して並ぶのですね。 |
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