フランスには100歳以上の人が3万人もいると発表がありました。フランスの人口は日本の約半数だから、これは驚くべき数字。しかも毎年増えているそうで、統計によると2040年には7万人以上になるそう。
人類史上もっとも長生きしたフランス女性、ジャンヌ・カルマン。 40歳ころの写真。122歳で生涯を閉じました。 |
100歳以上の人は女性が圧倒的に多く86%。これは世界的な傾向なので、フランスに限らないけれど、女性にとっては心強い。医学的なことは何もわからないけれど、元気で長生きした女性の共通点にひとつは、チョコレート大好きということ。それに含まれているポリフェノールの抗酸化作用がアンチエイジに効果があり、カカオが多いのを定期的に食べるのがいい。赤ワインが好きなのも長寿者の共通点。これにもポリフェノールがいっぱい。
ヨーロッパでもっとも100歳以上の人が多いフランスは、人生の生き方も左右しているように、私には思えます。年に5週間の有給休暇が認められているし、保険制度も充実している。不満があれば、はっきり述べるからストレスもたまりにくい。デモやストライキが、そのいい例。個人主義だから、他の人の目を気にしないで、自分好みに生きる。日常生活を美しく飾る心掛け、お洒落やおしゃべりもフランス女性が好きなこと。
いろいろな要素があるけれど、元気で長生きするのは、誰もが願っていること。100歳以上の高齢者が世界で一番多いのは日本ですが、フランスも頑張っています。
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