子供の頃愛読していた 童話の世界が現実になった 思い。 |
ドライバー件ガイドさんは、いざというときのためかナタのようなものを足元に置いている。不思議な人で20分に一言くらいしか話さない。デコボコの道を進むから、頭を天井にぶつけないように気をつけていないと危ない、と緊張。
見えてきた、見えてきた。果てしなく続く平地サバンナが見えてきた。何て広いのだろう。はるか彼方まで見渡せる。まるで、先が見えない海のよう。そこで様々な動物たちが行き交っている。
小さい木の下で チーター兄弟仲良くお休み中 |
今まで動物園でしか見なかった動物が、檻の中ではなく、自然の中で自由に動き回っているではないか。ときどき草を食べ、ときどき走り、ときどき体をすり合わせている。急に群れをなして移動することもある。なぜかはさっぱりわからない。こういう場所ではあまり深く考えないに限る。
びっくりするほどたくさんいるヌー。 |
みんな、とてもしあわせそう。嬉しそう。動物園の動物もほんとうは、こうした環境に暮していたいのだろうに、とかわいそうになる。ゴリラ、鹿、キリンたちが信じられないくらい近くにいる。人間を完全に無視してそれぞれマイペースで暮している。
ホテルから木造のロッジに移ったら カラフルなトカゲがお出迎え。 |
トカゲがきれいだと思ったのは初めて。 でもやっぱり苦手。ゴメンね。 |
それにしても、同じ地球上に何て異なる世界があること。未開の国を旅するごとに地球が狭くなったのを感じるのではなく、逆にどんどん広がる一方。自分がいかに何も知らないか、痛切に感じます。
旅はいい。
どの国にも良さがある。