2014年8月17日

動物王国ケニア 4

迫力満点のバッファローの大軍
可愛い動物も多いけれど、危ないのもたくさいます。怖かったのはバッファローが何十頭も集団で車に向ってきたとき。何でも突き破りそうな迫力ある角をふたつも持っているバッファローが、目をキラキラさせながらこちらを見ていると、私たちに跳びかかるかも知れないと、思わず視線をはずしたほど。

そういえば、目立つことはしないほうがいい、目立つ服装もしないほうがいい、動物たちを刺激するからと、パリを出発する前に注意があった。
王者の貫禄満点のライオン。

いくらベテランのガイドさんがいても、大挙して車を襲ったらひっくり返されるかもしれない、などと思ったら、早くその場から離れたくなるばかり。幸い何事もなかったからいいものの、目立たないように座席に深く座り、ひたすら顔を見せないようにしていた私でした。

車など無視してわが道を行くライオン。
やはり存在感があります。
危険に立ち向かう修業はまだ続きます。今度はライオン。彼らが寝そべっているのを近くで見ながら興奮していたら、車の後輪がパンク。目の前にライオンがいるから、ドライバーが降りてタイヤを取り替えることもできない。かといって、このままサファリを続けるわけにもいかない。そこで夜を過ごすわけにもいかない。

すると他の車が何台か寄ってきて、ライオンから私たちの車が見えないように車で柵をつくり、無事にタイヤ交換。ライオンはおとなしそうに寝そべっていても、人が車から降りると途端に襲いかかるそう。よかった、よかった、ガイドさんたちの協力で危機を逃れました。

タイヤが穴に落ちて、いくら頑張ってもそこから出れず、他のサファリカーを呼んで、チェーンで引っ張ってもらってやっと窮地から救われた、などということもありました。
ほんとうに大冒険でした。