何がそれほど忙しいかというと、友人たちとのお食事が続くから。クリスマスのヴァカンスでバラバラになって、しばらく会えないからということなのです。
「おいしいレストランでヴァカンス前の食事を楽しもうよ。チョイスはまかせる」
と長年の友人にいわれたので、彼らにとってはじめてのKEIに予約。
評判のKEIならではのアーティスティックなおつまみ。 このときから、もう、幸せいっぱい。 |
会話を交わしながらだから終わるのは真夜中近い。
だから、翌日がけっこう大変。
雪景色の中の庭園のような、 詩情あふれる一品。 日本人シェフ圭さんの感性がすばらしい。 |
これは本当に立派。いつも関心します。
統計によるとフランス人ひとりあたりの生産性は非常に高いそう。つまり集中して効率よく働くのです。 一年に何度もヴァカンスをとり、レストランでおいしいお料理をいただき、会話の花を咲かせ、楽しむだけ楽しんで、それが終わったら仕事に励む。
残念ながら、ちょっとピンボケ。 鳩の味噌ラッカー仕上げ。 |
日常はたいした物を食べないフランス人だけと、時折、おしゃれなレストランで上等なお料理を楽しむ。それが明日への活力を与えてくれるのです。
友情が長続きしている仲良し。 ふたりとも世界中をかけているアーティスト。 私はどうもアーティストと波長が合っているようです。 |
お料理も食器も変わっていて新鮮で大感激。これほどのレストランだから、もちろん満席。
お味もサーヴィスも最高。友人ふたりはアーティストで、 かなりうるさ型。でもKEIがすっかり気に入って、今度外国から友人がパリに来たらぜひここに案内しよう、ですって。
そこまで気に入って、しかも挨拶にあらわれたシェフにも「すばらしい」を連発。紹介した甲斐があります。
それにしても圭さんはちっとも年をとらず、いつまでも青年といった感じ。次回はどんなアイディアのお料理か、今から楽しみ。 でも行くのは来年ね。