2020年6月24日

公園の主は

マロニエが早くも実をつけながら、豊かな葉を風になびかせている公園。ゆったりと散策する人もジョギングや気功をする人も増えてきましたが、注目の的はなんといっても雑草退治に一役かっているヤギさん。先日は子供の黒ヤギちゃんをご紹介しましたが、今回は立派な角の親ヤギさん。声をかけたら、じわじわと近づいてきてじっと私の顔を見る。きっと性格がいいかとか、仲良しになるのに値する人かなどと観察していたのにちがいない。

立派な角のヤギさん。
ボンジュールと声をかけたら、うれしそうな顔になった気がしたけれど・・・

池の中やほとりで幸福感を味わうカモさんたち。

マスク、サングラス、帽子で正体不明。
また来るからねと声をかけて、お仕事の邪魔にならないように公園の中程にある池に向かう。前回はカモさんが少なかったのでちょっと心配したけれど、何と集団でゆうゆうと泳いだり芝生の上で日光浴を楽しんでいる。コロナで公園が閉まっている間は、どこかに避難していて、再オープンした直後は用心のためか、少数しか見かけなかった。ところが安心感が戻ったのかこの日はコロナ以前と同じのにぎわい。よかったよかった。本当によかった。ヤギさんとカモさんがいないなんてパリの公園にふさわしくない。マスクは外せないけれど、たくさんの元気をもらいました。