戦火の祖国を離れ、ヨーロッパ諸国に避難する女性と子供たちの姿は、あまりにも悲惨。少ない荷物を抱え、黙々と歩く暗い表情の人々の姿が、連日、フランスのテレビで流され、胸を締め付けられる思い。男性たちは、国内に留まって祖国のために戦うのです。
暗い日々が遠くに去り、 明るい日が早く訪れますように・・・ |
多くのフランス人が寄付金はもちろん、衣類や食料、医薬品、おもちゃなども提供し、政府は今後増える避難民を受け入れる準備を、真剣に計画中。現在、フランスに避難してきたウクライナ人は約7000人。今後5万から10万の人々がフランスに来る可能性があるそうで、それにいかに対応するかが問題。
ウクライナのキエフ河川港 ㏄ |
フランス人が偉いなと思うのは、自分の家に迎え入れる人が多いこと。これこそ博愛、友愛の精神。フランス共和国のスローガンの「自由、平等、友愛」が、浸透しているのだと思う。その起源はフランス革命にあるのだから、200年以上の歴史がある。
子供が何人もいるのに、それでも気の毒な人々を迎え、家族同様に一緒に暮らす。決して容易なことではない。今回に限らず、フランスは様々な国から難民を引き受けています。それを当然だとしているのは、賞賛すべきこと。
「自分がしてほしいと思うことを、他者にする」のです。
フランス人は利己主義で、他者への思いやりがないと思われがちだけど、そうではないフランス人も多いのです。
ねぇ、ハトさん。平和を運ぶのにウクライナは遠すぎるの? |
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