2022年3月1日

祖国のために

ウクライナの情勢は悪化する一方で、テレビも新聞も雑誌も、その特集が続いていて、 心が痛むばかり。

祖国を救うために必死で闘う人々、大きな荷物を抱えながら子供を連れて車で、列車で、あるいは徒歩で外国に向かう人々、「僕たちが一体何をしたというんだ?」怒りをぶちまける若者、「この年になって、どこに行けばいいんだ」泣き叫ぶ老人たち。21世紀だとは思えない悲惨な姿ばかり。しかもフランスと陸続きの国で起きているとは、信じがたい。

若いウクライナ大統領が冷静を保っているのは、国民には心強いことに違いない。祖国を共に守ろうという呼びかけは、兵士たちの士気を高めるのに、大きな役割を果たしているはず。

「祖国」これほど人の心に訴える言葉はない。誰もが祖国を持っている。それを取り上げる権利は誰にもない。

「立て、祖国の子供たちよ」「武器を取れ」「進もう、進もう」革命の際に生まれ、フランスの国歌になっている歌詞が、頭の中で繰り返されると語るフランス人が多い。

ヨーロッパの全ての国は、今まで見たことがないほど強く団結し、ウクライナを救おうとしている。平和な日々が戻るよう心から願っています。

一日も早く、ウクライナに平和が戻りますように・・・