2023年3月5日

ファッションは、存在していることが重要。着る着ないは別の問題

 3月末に始まったファッション・ウィークも後2日で終わり。いつもながら、あっと言う間のイヴェント。この期間のブティックのディスプレイが、結構、面白いのでご紹介します。

誰がどこで着るのかと思うようなのがあると、これは着るためのものではなく、鑑賞するためだと、一人で納得してしまう。つまり、身につけるためではなく、見るためだけの服。言い方を変えると、ファッションは文化であり、存在してること自体に意義があるのだから、その前に立ち止まって見ることが大切。

凡人が考えられる範囲のクリエーションでは、あまりにも生活感があり、夢を提供するのに適していない。ファンテジ―があるから、ファッションは生き続けているのだと思う。



最も注目に値する、想像を絶するドレス。
映画祭でスタイル満点の女優さんが着たら、
フラッシュの総攻撃を受けそう。
和服と洋服の複雑で現代的ミックスといった感じ。
デザインもモチーフもユニーク。

独創的なデザインの靴。
ヒールがないから歩きやすいかも。
でも、やはり超ミニにしか合いそうもないから、私はパス。


これも年齢制限がありそう。ここまで少女っぽいのも珍しい。


こういったオシャレができるのは、イギリス人。
国籍を聞かなくても、イギリス人特有の感性がほとばしっています。

ファッションを見に来る人もいれば、見て欲しい人もいる。
ピンクのコーデが輝いています。