工事中のオペラ座のファサードを隠すように、トリックアートの旗手JR(ジェイアール)が、第一幕として9月に手掛けたのは、工事中の洞窟でした。(9月9日のブログで紹介)
11月上旬には第二幕として、完成した洞窟が登場。オペラ座の建物は完全に姿を消し、洞窟がファサード全体を支配していて、すごいインパクト。
トリックアートで注目を浴びるオペラ座。 |
洞窟の壁のほとんどは人の手の跡でおおわれていて、夜空の星のよう。このファサードを目前にしていると、現実からかけ離れた見知らぬ世界を彷徨っているように感じる。周囲のすべての建造物が、存在感を失っているようにさえ思える。
近づくと洞窟の中に吸い込まれそうなほど迫力がある。 |
さらに近づくと洞窟の外の壁にも中の壁にも 人の手の跡が無数に描かれていて、まるで星のよう。 |
トリックアートの後ろは、ご覧の通り工事中。 |
イルミネーションの中でも、自己主張し続けるファサード。 |
芸術を重んじる素晴らしいパリの一コマ。やはり離れがたい街。
コメントを投稿