パリ日本文化会館に設置された能舞台 |
パリ日本文化会館で堪能しました。
舞、歌、詞による日本の古典演劇である能と狂言と、西洋のオペラとの融合が、どのような形で実現されるのか大きな期待を抱いて観賞。
記憶の奥にいつまでも残るほど素晴らしい。
記憶の奥にいつまでも残るほど素晴らしい。
最初の演目の狂言はオペラ歌手がイタリア語で自ら歌いながら演じ、その後の能の謡は紋付袴姿の4人による流暢なフランス語。シンプルな能舞台、特有の動き、そして日本古来の煌びやかな衣装が相まって古き時代の日本へと誘います。
雅な世界を堪能 |
舞台の左下で奏でる音楽はバロック。特にクラヴサンの音色が、ヴェルサイユ宮殿の華やかな宮廷生活を彷彿させ、ルイ14世がいらしたらどれほど喜ばれたかと何度思ったことか。音楽を、オペラを、ダンスを心から愛した偉大な太陽王ルイ14世。
その時代の雅の世界をパリの中心で満喫できた貴重なひとときでした。
次回はぜひ、ヴェルサイユ宮殿内のオペラ劇場で実現していただきたいものです。
次回はぜひ、ヴェルサイユ宮殿内のオペラ劇場で実現していただきたいものです。