2015年8月23日

夏の休暇を終え、そろそろお仕事


8月最後のウィークエンドは、道路が混み合い最悪だから避けるようにと、テレビやラジオで必死に呼びかけるにもかかわらず、その日の大移動は一向に変わらないフランス。


渋滞が何キロメートル続こうと、こりずに繰り返すのが国民性。というより、むしろそれもヴァカンスにつきものの楽しいイヴェントと思っているのかも。

週の労働時間は35時間。
一年の有給休暇は5週間。
その消化率は100%。これに土、日、祭日が加わるすばらしい国。

ヴァカンスは楽しい思い出ばかり。
ヴァカンス、ヴァカンスと騒ぐフランス人だけど、
彼らの名誉のために申し上げますが、働くときは猛烈に働くのです。

その集中力は半端じゃない。
統計によると、フランスの国内総生産は世界の片手に入る優秀な国。
長い時間働いていればいい、のではなく、休みを多くして心身に喜びを与え、短時間に集中して働くほうが能率があがるいい証拠。
その良き例がフランス。

長いヴァカンスでたっぷり充電し、働く気分満点のパリジャン、パリジェンヌ。
私も同じ気分で、新しい本に取り掛かります。