2016年6月11日

 リッツ・ホテル再オープン

6月6日に再オープンしたリッツ・ホテル
4年近くかけてリニューアル工事をしていたリッツ・ホテルが、再びその瀟洒な姿を現しました。
ヴァンドーム広場に面した名高いホテルだけに、1898年の創立以来、そこに滞在したのはキラ星のような人ばかり。そうした人にちなんだスペースも今回いくつか生まれ、またまた話題を呼んでいます。そのどれも素晴らしく、ひとつひとつじっくり体感したい。

とはいうものの、やはりどれもお高い。
例えば、「サロン、マルセル・プルースト」はティータイムを楽しめるけれど、約60ユーロ必要。プルーストお気に入りのマドレーヌも味わえる。「スパ・シャネル」は約300ユーロ。メインレストランは少なくとも300ユーロ、飲み物は別です。

私が早く行きたいと思っているのは「バー・へミングウェイ」。そこには彼が使用したタイプライターがあるそう。
キューバに行ったときに、へミングウェイが執筆のために泊まっていたというホテルで見たのと同じようなタイプライターなのかしら。いかにも古そうで趣があって感激したけれど。

新しく出来た中庭も宮殿の庭園みたい。すべてがゴージャス なのです。そこでランチをいただくなんて、想像するだけでワクワク。女子会のお友達と行こうかな。リッツにふさわしいお洋服で。

宿泊料は1000ユーロから28000ユーロ。
この値段なのに、予約がすごいらしい。
何しろ リニューアルオープン前から受けつけていたのです。
これに比べると日本のホテルはとっても安い。
なぜでしょうね。 これは以前から抱いている疑問のひとつ。