2016年6月5日

洪水のパリ

泥にまみれた美しくないセーヌ川。
エッフェル塔も何だか生気がない。
長期化しているデモやストライキで、国が荒れているというのに、今度は洪水で大打撃を受けているフランス。
テレビニュースもその大半が暴雨、洪水の被害情報。
川と畑と庭の区別がつかないように、水が当たり一面を覆っている映像を見ると、自然の怖さがよく分かります。自然にはやはり逆らえない。人の力は自然に比べると小さく弱い。
セーヌ川を中心として発達したパリも大変。写真でパリの現状のほんの一部をお伝えします。
ツーリストもモニュメントより
歴史的な氾濫に興味があるみたい。
本来は優雅な船上生活なのに、
いつでも避難出来るようにボートを用意。
大事なバイクも同行するのでしょう。
右岸から左岸のオルセー美術館への橋も通行禁止。
美術品を避難させるわけです。