2016年6月29日

リッツのオープニング・ソワレ 

ソワレの華やぎが外にまで轟くリッツ・ホテル。やはり別格。
4年かけてリニューアルし、再び華麗な姿になったリッツ・ホテル。それを祝うシックなソワレが6月27日に行なわれました。著名な人々が招待されるこのソワレのために、リッツがあるヴァンドーム広場への道路の一部が閉鎖されたほどのイヴェント。警官や警備の人も多数出動。

もちろん、そのような場に私が招待せれることはなく、イルミネーションが煌びやかに輝くホテルを外から見ただけ。それでも、このホテルが格別な存在であることが、しっかり伝わってきます。

優雅に装った人々が、プルーストやウィンザー公爵夫妻が滞在していた時代の趣を、そのまま保っているホテル内を散策したり、中庭で極上なシャンパンを分かちあったり。リッツのオーナー、モハメッド・アルファイド夫妻が歓迎したのは、シラク夫人、カール・ラガフェルド、ゲラン社長、ロスチャイルド家の人々など名士ばかり。パリならではの大人の世界が繰り広げられたのです。思い浮かべるだけで心が豊かになります。