テーマはギャラクシー。会場として選んだのは地質学・鉱物学館。さすが宝石商の王者カルティエです。会場選びにも知性が感じられます。
ギャラクシーをテーマとしたのは、今年は人類が初めて月に到着して50周年記念の年だから、それを意識して「カルティエのギャラクシー」というテーマのジュエリーを発表したのかもと、自分で勝手に思っています。
会場は黒一色。その中に浮かび上がるジュエリーはすべて宇宙に関する作品ばかり。広い宇宙の中で貴石が輝きを放っているみたいで、ギャラクシーの真っただ中にいるように思えました。
宇宙から見る地球は何て美しい、とか、宇宙には解きかねる不思議やパワーがいっぱいある、とか、夢見心地でした。
鉱物学・地質学館内で迎えてくれる鉱物。 |
隕石が寄り添いながらフォルムを形成しているイメージのネックレス。 ピンクゴールド、ダイヤモンド、ムーンストーン、ミルキークォーツが 相まって描く姿が不規則なだけに、自然界の不思議が強く感じられます。 |
太陽、月、火星、金星、木星、土星を一列に並べたブレスレット。 それぞれのパ-ルが動く絶妙な細工が成されています。 |
「宇宙に行ったらこのようなジュエリーに出会えるのかしら、 手に届くところにたくさんあるのかしら。だったら行きたい」 などと、科学者がひっくり返るようなことを思いながら、 うっとり見つめていました。 |
遠く離れた宇宙からみると、 私たちが住む地球はこのようにカラフルなのだそうです。 それぞれのストーンが動く細工がされているそうです。 |
ホワイトゴールド、ダイヤモンド、ロッククリスタルなどが生み出す 究極のテクニックの置時計。 |
ソワレバッグにもギャラクシーのジュエリーが輝いています。 クラシックとコンテンポラリーの融合が素晴らしい。 |
夢のような宇宙を堪能した後は、地上に戻ってスイーツタイム。そこでいただいたスイーツも気のせいか惑星のような形。
フルーツベースのスイーツ。 |
ギャラクシーから降りてきたようなケーキ。 |
そこで、何と、先ほど鑑賞したジュエリーと同じ作品を手に取って見ることができたのです。あまりのことに恐る恐る顔を近づけてると、「お試しになりませんか?」ですって。
一瞬、躊躇。でも、こういうチャンスは2度とないと思い、「それでは」とゴージャスなブレスレットを付けていただき、高級感を体感。
まるでクライアントのように気取って記念撮影。 |
今年初の贅沢なひとときでした。
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