2002年に始まったパリ・プラージュは、パリのまん中で楽しめるヴァカンス。セーヌ河畔に砂を運んだり、ドーヴィルの浜辺のように板張りの歩道を造ったり、芝生を植えたり。あちらこちらに長椅子やパラソルが置かれ、背の高いヤシの木が豊かな葉をなびかせている。子供のための遊び場もあるし、軽食レストランやカフェもある。ヨガのレッスンやマッサージも頼める。7月上旬から9月上旬までの2か月間、遠方まで行かなくてもパリ市内で海辺の爽やか気分をたっぷり味わえるのです。今ではパリに欠かせない夏の風物詩です。
セーヌ河畔のパリ・プラージュで憩う人は年々増える一方。 通りかかる人の目を全く気にしないで、 自分の時間を気が向くままに楽しむパリジャン、パリジェンヌ。 |
これがパリの中心だとは信じがたい。 砂浜とパラソルがあるだけで、みんな幸せ。 見ているだけでその幸せが伝わってきます。 |
レストランもカフェもたくさんあります。 ヴァカンスの雰囲気満点。 |
カモの親子もパリ・プラージュで楽しんでいるのかと思って、 近づいて見ると苔を食べにきたようです。 お食事中シツレイ、お邪魔しました。 |
街路樹の幹に暗号というか絵文字というか、 解読不可能な刻み込みがたくさんあってびっくり。 以前は橋の欄干に南京錠を付ける人が多かったけれど、橋の命にかかわると禁止。 その代わりに木の幹に記念の印を残しているのかしら。 |
パリの面積は大きくないけれど、 アイディア豊富で変化があって刺激的。 見慣れた風景もアイディア次第で大変身。 古いものにあれこれ工夫を凝らして新鮮味を出すのに長けているパリジェンヌたち。 それは女性の装いでも感じます。 新しい服を毎年買うのではなく、 持っているアイテムに自分なりの感性を加え変化をつけるのです。 やはり感性に関して学ぶことが多い。 |
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