結構長い間、猛暑が続いていたパリ。何しろ38度などという、体温より高い気温の日もあったのだから、クーラーがあまり普及していない街で、それにいかに対処するかが大きな問題だったのです。石造りの建物の中はたしかにひやっとしているけれど、それでも換気のために窓を開けると、熱い空気が入り込む。でも、それもどうやら無事に終わったようで、ひと安心。
異常な暑さが去ると外に行きたくなる。それを待っていたかのように、公園では色とりどりの花たちが勢ぞろい。そのきれいなことといったら、平凡だけれど、生きた名画を見るよう。花々は個々別々なのに、全体的なまとまりがある。フランス人は色とフォルムの配合に長けているのです。
猛暑が続いている日本の皆さまに、少しでも爽やかさをと思い、すがすがしい花園を。
うっとりするほど典雅な色合わせ。 |
伸びやかな生け方がすがすがしい。 |
自然の不思議と恵みをひしひしと感じます。 |
公園で読書に没頭するパリ市民たち。 静けさの中で、自分ひとりの時が流れます。 ゆとりある人生を感じる光景です。 |
マロニエが実をつけ始めました。 |
暑さにくれぐれもお気をつけください。
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