パリを代表するパラスホテル、オテル・ド・クリヨン。パリ中心のコンコルド広場に面し、しかも17世紀からの起伏に富んだ歴史を刻んでいるだけに、その存在感は大きい。
コロナで外国からの訪問者がほとんどいないために、ホテルは数カ月間クローズし、寂しい限りですが、ルイ15世の時世のファサード近くに、アイスクリームトラックが登場し、大変な人気を呼んでいます。とはいえ、これも本格的にホテルが営業を開始するまでの間のみ。それでも9月30日までアイスクリームトラックを営業しているそうなので、まだまだ間に合います。
クリヨン・ホテルのエントランス前で 注目を浴びているアイスクリームトラック。 60年代のシトロエンです。 |
ホテルのカラ―であるダークブルーに塗ったアイスクリームトラックは、何と60年代のシトロエン。さすが本物趣向のホテルだけあります。ここで、クリヨン・ホテルのパティシエシェフによる、種類豊富なアイスクリームやシャーベットを買えるのです。
ソーシャルディスタンスを守りながら、おとなしく順番を待ちます。 |
希望のアイスクリームを手にして 幸せそうに去って行くマドモワゼル。 |
ホテル前には一世を風靡したシトロエンのヴィンテージが2台展示してあり、殿方たちの注目を集めています。
右/ド・ゴール元大統領も愛用していたシトロエンDS 左/シラク元大統領お気に入りだったシトロエンCX どちらも現在は生産されていない貴重なヴィンテージ。 |
気候がいい今のシーズンにぴったりのアイスクリームトラック。9月30日まで。水曜日~日曜日 13時~19時
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